「超速スピナー」最終回までの全あらすじまとめ。霧崎マイ・北条院等

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コロコロコミックの作品って、
最後の結末を知らないものって多いです。

年齢が上がって途中で買わなくなったりしますし、
コミックも古本屋ではあまり売ってなかったりするので。


今回は、
1998年ごろから連載されていた
「超速スピナー」全7巻ラストまでのあらすじと、
印象に残っている名言などをまとめました。

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ストーリー

①ヨーヨーとの出会い

主人公の堂本瞬一は、
スポーツ万能の小学生。

ある時、
「ヨーヨー狩りをしてる奴を倒してほしい」と頼まれ、
そいつ(弁慶)と対戦して見事勝利。

しかし!
そこに通りかかった長髪の少年(北条院聖斗)に、
ロングスリーパー対決で完敗。


「ヨーヨーが上手くなりたい!」
と思った主人公は、
なるみ屋(おもちゃ屋)で偶然出会った中村名人に、
「ヘビーブレイン」なる重っっったいヨーヨーをもらい、

見事ヨーヨーの基礎力が劇的に向上。


北条院を倒すべく、
ジャパンチャンピオンカーニバル大会への
出場をもくろみます。



②ジャパン大会出場

当日参加枠をかけ、
ループザループの勝ち残り戦で参加枠ゲット。


2回戦では、
“ワープスピード”霧崎マイにスピードでボロ負けするも、
終盤で追い上げて勝利。


準決勝はサーカス団の息子、小暮宙太と対戦。
試合中に、車いすに乗っていた彼の弟が転倒。
それを見て動揺した小暮がトリックをミス。

堂本は自分に渇を入れ、決勝進出。


決勝はもちろん北条院。
瞬一が肘に大きなケガをしていたため、
急遽試合内容を「ロングスリーパー対決」に変更。
(北条院が変更を提案した。なんというイケメン)


しかし、結果は北条院が優勝

燃え尽きた堂本は、一時ヨーヨーから身を引く。



③日本代表メンバーに選出

主人公、身を引いてる間に肘のケガを完治。

中村名人から「ハイパードラゴン」を渡され、
再び練習再開。


そこで瞬一が覚醒します。
ループザループは1秒間に8.2回もでき、
伝説の「8の字ループ」もいつの間にかマスター。


晴れて、日本代表(THPジャパン)のメンバーに選ばれ、
合宿地でトロッコを動かしたり、
大衆の前でトリックをプレイしたり。

最終試験で、
自分達のアンドロイド「ポルックス」と対決して、
そこで「超フライホール効果」を起こし、
限界を超えて勝利。


しかし、研究員の一人「黒岩」が、
裏切り行為に出てポルックスを回収。

同じ代表メンバーの輪刃と桜庭も黒岩サイドに付いていきます。



④世界大会出場

ダンスダンスレボリューションをオマージュした
ダンスミュージック対決では、
小暮がセンターに立ちブラジルに勝ちます。


準決勝の1対1のフリースタイルは、
北条院がドイツ代表を挑発し、

普通のヨーヨーのストリングスを噛み切って
ヨーヨーをコマのように扱う「オフストリングスプレイ」を展開。
(言うまでもなく、現実では不可能)


そのまま勝利した決勝戦
現れたのは、メンバーだった輪刃と桜庭。

両手で8の字ループもできるようになってて
ほとんど無双状態。


さらに!
悪者の大将が現れて、
ポルックスを使って世界征服をしようと企んでいました。

しかし、そのポルックスを造った博士がやってきて、
電磁パルスでアンドロイド達の動作を停止させます。


そして、堂本と北条院は完全にヨーヨーとシンクロを起こし、
「8の字ループ」の軌道をさらに横に傾け
「∞(無限大)ループ」を披露。

見事勝利!


その大会が行われていた島ごと破壊されますが、
主人公たちはみんな脱出成功。


一番ラストの場面は、
なるみ屋で弁慶が弱いものをいびっているところに
日本代表メンバー達が現れ、

「その勝負おれが買おうか?」
と主人公が成敗して終了。



コロコロ作品ではお約束の
「現実離れした技の数々」
を随所で堪能できましたww


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印象的な名言5個

スピナーはストーリーも去ることながら、
言葉のカッコ良さも目立ちました。

個人的に印象に残っているセリフを5つほど。


1.北条院聖斗

なるみ屋の前で、
初めて瞬一とロングスリーパーの対決をして、
彼が勝った後のセリフ。

これが真のスピナーとの実力の差です。

中盤からは完全にいい奴なんですけど、
第1話ではなぜか超イヤミな奴という設定でした(^_^;)



2.霧崎マイ

主人公と霧崎が戦った際、
余裕を見せてる堂本に対しての彼女の言葉。

笑わせないで。

あの不敵な表情が怖かわいかった(@_@)//



3.夢宮りあん

ジャパン大会が終わって、
ブランクを取り戻すため学校休んで練習に励む瞬一。

学校で、
「なんであいつ3日も来ないんだ!?」
という空気になってる時に、
彼女が言った言葉。

わたしは知ってるよ。
タイムマシン造ってんのよ、アイツ。

なんという良き理解者(@_@。


霧崎が変化球な魅力なのに対し、
りあんは正統派ヒロインって感じです。



4.堂本瞬一

日本代表メンバーの前で
あの「8の字ループ」をやってのけた後、
彼が名称を訂正してこう言いました。

ドラゴンループ!!そう、ドラゴンループだ!!

なぜカッコ良く改名したし。


余談ですけど、
一見「8の字」って難しくなさそうなので
僕も何度かチャレンジしてみたんですけど、
当然のようにできませんでした。

…そりゃ伝説の技なんだから当たり前か。


同じように挑戦してみたって人、
結構いるんじゃないでしょうかw



5.中村名人

物語最後のクライマックスシーン。

敵キャラの黒岩が彼に言います。

おれは、おまえのその瞳がきらいだ。
たかがヨーヨーごときに瞳をうるませ、奪われ、
よろこびに満ちたその瞳がな。

まるでガキだ!


それに対し、名人はこう言いました。

そういうおまえはどうなんだ?
なぜ、サングラスで瞳をおおった?


おたがい、大人になりきれてないようだな。


カッコいい!

やっぱりコロコロ漫画は
これくらいイキったこと言ってくれなくちゃね!


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作者のその後は?

原作者は「橋口たかし」さん。

スピナー終了後は、
まず「週刊少年サンデーS」にて、
1997年より4年間
「ウィンドミル」というソフトボールマンガを執筆。

その後、2002年から5年間
「週刊少年サンデー」で、
料理マンガ「焼きたて!! ジャぱん」を連載。

2004年から1年半アニメ化もしていました。


その後は、2008年から
同じく「週刊少年サンデー」で、
医療漫画「最上の命医」を長期連載。

2011年には、斎藤工や池内博之主演でドラマ化もされました。



コロコロコミック出身の作者さんで、
こんなに世間的に大出世される人も珍しいです。
(別に他の作家さんを批判してないですよ、念のため(^_^;))

スピナーは子供の頃本当に好きだった作品なので、
その漫画家さんが他のジャンルの物を描いたら
こんなにヒットするんだなーと思うと、
あの頃の僕の目に狂いはなかった訳です(上から目線)。



いわばコロコロマンガを卒業した作家さんなので、
もうヨーヨーの物語を描くことはないでしょうけど、
こうして今も第一線で活躍してくれるのは嬉しいですわ。


あと、完全な余談ですけど、
「学級王ヤマザキ」を描いていた樫本学ヴさんが、
2010年から2年間
「キメルのYOYO!」というヨーヨー漫画を連載していました。

少し読んだんですけど、
ヤマザキの絵でヨーヨーって
ちょっと不思議な感じでした(^_^;)




おわりに

この作品が終わったのは世紀末の2000年。

随分と長い年月が経ちましたけど、
おもちゃ屋に行くとヨーヨー自体はまだまだ見かけます。


もちろん、当時ほどの大ブームはもう来ないと思いますけど、
これをたまに読み返すと、
またプレイしたい衝動に駆られますww


僕もまた、大人になりきれてないんだな(^_^;)



関連記事

学級王ヤマザキの最終回の話まとめ。おばば様やワタナベ、きさきなど

以上です。読んでくれてありがとうございます。


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