ハンターハンターのカイトが、少女に生まれ変わりをした理由を考える

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カイトが女王の子として生まれ変わったという流れは、
すごく感動した半面、
いくつかの疑問もわきました

彼の転生の理由を推察しました。

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転生をした理由

32巻の中でコアラ姿の男が
「女王は何百って人間を喰い
 その中で『前世』をもって生まれ変わった者はわずかだ」
と言ってる事から

作中の設定としては、
「生まれ変わりをする者は少数存在する。」
と考えられます。

なので、
彼が転生をしたという事実自体は
ごく普通の事だと言えます。


ただ、カイトのそれは
本当に自然の摂理による転生だったのか?
というところに大きな疑問を感じます。

僕が思うに、
カイトは自分の意思と能力で生まれ変わったのではないか
と思うのです。


32巻の中で、
ジンがゴンにこう言っています。

「カイトに念能力教えたのオレだ‼技もな‼
アイツの気狂いピエロにはな
「ゼッテー死んでたまるか」って本気で思わねーと出ねー番号がある‼
アイツが生きてんなら多分そういうことだ!

これは恐らく、
「そういう念能力がある」という示唆でしょう。

それも含めての武器の強さなのでしょうね。


イカルゴやウェルフィンのように、
生まれ変わったのちに前世の記憶を思い出すというパターンもありますけど、
そういうパターンとは違うものだと思われます。



また、なぜ「女王の子として生まれたのか」ですけど、

①カイトの脳みそを女王が搾取したから
②カイトの能力により、転生する先を自分で選んだ

の2つではないかと思っています。


①の女王が彼を搾取したのであれば
そこから生まれる事自体はごく自然ですが、

それにしても
「メルエムの双子の妹」としては
あまりにも未熟児な姿


あれは恐らく、
カイトの念で急遽転生したためだと思います。

ゆえに、
母である女王本人でさえも認識していない命として
生まれたのではないかと。


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今後、物語に関わってくるのか?

彼はメインキャラとして、
キメラアント編のその後も漫画に登場するのか?
という疑問ですが、

僕は、
もうメインで出ることは無い
と予想します。



クラピカやレオリオなどの主要メンバーは、
なんだかんだでキメラアント編以降復帰した訳ですけど、

カイトはそこまで「超メインキャラ」という訳ではないですし、
無事に(?)生まれ変わり、
ゴンと対面し話せたことで
大きな役割を終えたのではないかと思うのです。


彼の物語での役割は
・「ハンター」と「ジン」をゴンに最初に伝える
・自らが亡くなることで、ゴンの戦いのモチベーションになる

といった部分。

無事ハンターにもなり、
ジンとも会う事ができ、
自分も新たな命として生き返った訳ですから、
少なくともゴンとの大きな関わりはもう十分に果たしたと言えます。


なので、僕個人の見解としては
彼がメインで登場する事はもう無いと思っています。



ただ唯一ひっかかるのは、
女カイトもまた、女王から生まれた命なので
「外来種」であるということ。

暗黒大陸編以降は
外来種との関わりがメインテーマになってくるはずなので、
そこを切り取って考えると、
一概に「絶対登場しない」とは言い切れないですね。




おわりに

ハンターファンなら知ってる方も多いでしょうが、
「カイト」はトルコ語で「再生・転生する」という意味。


1巻から作中に登場している事実を考えると、
冨樫さんは恐らく
連載を始める前から女として生まれるまでの過程を
構想として持っていた
のでしょう。

まさに天才というか、
構想力がハンパじゃないですね。


この先のストーリーでも
また思いもよらないような伏線回収が予想されます。

そこらへんも含めて、
再開が楽しみです。


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カテゴリ:漫画  [コメント:0]

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