「不思議の国のアリス」の全あらすじ&主要な登場キャラクターも紹介

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100年以上不朽の名作として愛されてきた
「不思議の国のアリス」ラストまでのあらすじをまとめました。

さらに、そこで紹介しきれなかった
主要な登場人物も補足で説明します。

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ストーリー

早速あらすじを紹介します。


①うさぎを追いかけていたら、不思議な国へ!

ある晴れた秋の日、
主人公のアリスは、お姉さんと一緒に
木の下で本を読んでいました。

するとそこに、
服を着たオスのうさぎが慌てた様子で走って行きました。

「あんなうさぎは初めて見た!」と思ったアリスは、
そのうさぎを追いかけることを決意


するとその彼は、
地面にあった穴の中に飛び込んで行きました。

好奇心旺盛なアリスも
すぐさまその後を追いかけます。


しばらく穴から落下し続けて、
勢いよく地面に落ちましたが、なぜか痛みは全くありません。

そこは洞窟のような場所で
ふと横を見ると、あのうさぎがまた走っていくのを見つけました。



②体が小さくなり、うさぎを追い続ける

その彼を追ってみたものの、
次にあった入口のスペースがとても小さく
彼女の体では通り抜けることができません。


途方に暮れ、思いきり泣いていると
近くにビンに入った飲み物があり
「どうぞ飲んで下さい」という文字が。

試しに飲んでみると、
なんと彼女の体がみるみる小さくなっていきました。


彼女は、自分が泣いた涙の池に浸かり、
そこから上がると
またしてもうさぎが遠くにいたので、
それを追いかけました。



③うさぎに化けもの扱いされてしまう

彼を追いかけて入ったとある家の中、
テーブルの上には、またしても飲み物が。

飲んでみると、今度は体が大きくなりました!


大きくなったため、家から出られなくなってしまったのですが、
それを見つけたうさぎは、
彼女を「バケモノがいた」と叫び、

近くにいた数人の動物たちと、彼女に小石を投げ付けたのです。


するとなぜか今度は、彼女はまた小さくなってしまいました。



④さらに数々の不思議な出会いが!

慌てて逃げた彼女はキノコの裏に隠れました。

そこにいる青虫に大きくなる方法を尋ねたところ、
「キノコを食べると良い」とのこと。


早速食べてみると、
なぜか首だけがニョキニョキ伸びていき、
鳥達に蛇と勘違いされ威嚇されます。


もう一度キノコを食べたら元に戻りましたが、
その後も、ネズミ達の不可解なパーティに誘われたり、
トランプのハートの女王とクロッケーの試合をしたり、
不条理な裁判を見に行くことになったり、

不思議な体験を次々に行います。



⑤実は全部夢だった?

「アリス!起きなさい!」という声で彼女は目覚めました。

見ると、最初にいた木の下で、
お姉さんが彼女に声をかけてくれていました。



「さあ、お家へ帰りましょう」
そう言われて、彼女が家路につきました。


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個人的感想

僕が読んだ感想ですが、
「寝ている時の夢のような話だなー」という印象を受けました。

まさにお話のラストも夢オチだった訳で、
特に子供の頃、こういう不思議な夢って見るよなーっていうのを
僕は思い出しましたね。


「この設定が後で伏線になって出てくる」
みたいな、ち密に計算された類のものではなく、
特につじつま合わせなどは無いまま展開していくというのは
現代の作品だとあまり見ないスタイルなので

ある意味の新鮮さがありました。


登場キャラの「うさぎ」とか
結局何で急いで走っていたかもわからないし、
アリスがなぜうさぎ探しを執拗に続けたのかも「?」って感じだけど、
でもそのいい意味でのふわっとした感じが、このお話の良い所でもありますから。

文字で読んでいるのに、
理屈ではなく感覚で落としこんでいくこの感じ
僕は結構好きですね。


強いて言うならですが、
日本の作品だとジブリ映画の「千と千尋の神隠し」に
雰囲気が似ている印象
も受けました。

「和」か「洋」かの違いはもちろんありますが、
雰囲気で感じ取る作品って部分で。


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絵本には出てこない登場人物

上記のあらすじでは、
日本で発売されている子供用の絵本の物語を元に
「アリス」と「うさぎ」をメインに書きましたが、

当然あらすじ以外の部分では
細かく色んなキャラが登場してきます。

それらを紹介しますね。


①「公爵夫人」と「チェシャ猫」

夫人は非常に態度が悪く、
赤ん坊のお守りを突然アリスに頼んで出ていったり、
横暴な言動が目立つキャラ。

チェシャ猫は夫人に飼われている猫で、
顔を分解したり、体のしま模様を動かしたりしながら、
アリスを混乱させたりします。



②ハートの女王

わがままで傍若無人な存在。

「わたしのパイを食べた」というだけの理由で
ハートのジャックという人物を重罪に処そうとしたりする、
こちらもとても横暴な言動が目立ちます



③「三月ウサギ」と「帽子屋」と「眠りネズミ」

作中に「狂ったお茶会」というものが開かれるのですが、
そこで出てくるのがこの3キャラ。

ウサギは、そこにありもしない飲み物を勧めてきたり、
帽子屋は「6時のお茶の時間」から出られなくなった存在で、
ネズミはティーポットに詰め込まれたりします。


抜粋して書くと
なんのこっちゃって感じですね(^_^;)

きちんと知りたい方は
是非ぜひ原作の本を読んでみて
下さいね。




終わりに

今でこそ「夢オチ」というものが
1つの定番のパターンとして定着していますが、
当時1800年代としては定着はしていなかったわけです。

僕は大人になるまでこの作品の詳細は知らなかったので、
ある意味で夢オチの原点とも言える物に触れられて
なんか妙な感動がありました。


「どうやってここから脱出するんだろう?」
と思っていたら、「しないんかい!」みたいな(笑)

いや、夢から覚めるってことをしたから、
一応脱出したことにはなるのか。




以上です。
読んでくれてありがとうございます。


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