アンディフグさんの功績と、彼がくれた感動についてまとめました

K-1グランプリ96で世界チャンピオンに輝いた
アンディフグ氏の功績について僕なりにまとめました。

彼の最期についても敬意を込めて書きました。

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アンディが残した功績

僕が思う、彼が残してくれた功績を3つまとめました。


① 空手の強さを伝えてくれた

彼が参戦した当初のK-1は、
まだまだ競技として出来上がったばかりで
ボクシング・キックボクシング・空手etc
どれが一番強いかはっきりさせようぜ、という時代。

ピーターアーツ選手やアーネストホースト選手など、
キックボクシングのバックボーンを持った人たちがトップ戦線にいる中、
彼は極真空手および正道空手の選手として
大きな功績
をあげてくれました。


96年に世界王者になったのですが、
その後2005年にセームシュルト選手がチャンピオンになるまで
約10年もの間、空手出身での世界王者は生まれなかった訳です。

そう考えると、
いかに彼が素晴らしい選手だったのかを感じます。



② 武士道精神を根付かせてくれた

スイスで生まれ育った彼ですが、
11歳の頃に異国の地の格闘技である空手に出会い
ヨーロッパの街、スイスで日本の武道の精神を学びました。


浅草キッドさんをはじめ
多くのタレントさんが口にしていたのは
「日本人以上に日本人の精神を持ってる人」という言葉。


日本という国の文化を心から愛し
尊敬の気持ちを持ってくれたことで
僕のような日本人が、
自分の国に素晴らしさをあらためて感じることができました


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③ K-1人気を支えてくれた

2000年代には、ヘビー級だとボブサップ選手やチェホンマン選手のように
格闘技を見ない人でも知ってる選手が台頭してくるのですが、
90年代に一番有名だった外国人選手は
アンディさんだった
と思います。

やはり顔になる選手がいないと
興業としては中々一般の方々には認知してもらえません。


CMで「ゴーメンナサイヨー」のキャッチコピーも定着していましたし、

当時僕は小学生だったのですが
コロコロコミックでもK-1の漫画が連載され、
アンディが主人公に空手を教えてくれるという設定のもので、
そこで彼を憧れのスターとして認識するようになりました。


もちろん格闘家としての功績は言うまでも無く
96年にはマイクベルナルド選手に勝って世界王者に、
97,98年は準優勝を飾り、

ヘビー級にしては小さな体でも
大きな選手とやりあえるんだということを証明してくれました。





アンディの最期

彼が最期にかかった病気は急性前骨髄球性白血病

10万人中わずか6人しか発症しないとされる
希有な病気でもあります。


あまりにも突然のことだったので、
僕も事実を知った時には「え?なんで?」と
事実を受け入れられなかったことを覚えています。


彼がファン達に向けて最期に残してくれた言葉の
締めの文章を引用させてもらいます。

今度の敵は私がこれまで戦った中でも一番の強敵です。

しかし、私は勝ちます。
ファンの皆さんの声援をパワーにして、
リングと同じ時のように最大の敵に勝とうと思います。


いつの日かかならず、皆さんの前に現れたいと思います。
頑張ります。

押忍。


心打たれる素晴らしい言葉だと思いました。

多くを語るのは無粋な気がするので割愛しますが、
いち格闘技好きとして本当に感動できる大好きな人でした。

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終わりに

コロコロコミックで
彼の漫画が連載されていたという話を前述したのですが、

別冊コロコロという雑誌では、
「アンディフグ物語」という
ノンフィクションの読み切り漫画が掲載されていました。


当時は空手勢よりもキックボクシング勢の方が戦績がよく、
彼も「キックボクシングを教えて欲しい」と
懇願する様子が描かれていたのですが、

それに対し石井館長が言った
「羽のない鳥に飛び方を教えてくれと言われても無理なように、
君にキックは向いてない。君には君の戦い方がある
という旨のセリフが妙に印象に残っています。


その漫画の中では
キックに挑戦するも並みの選手にも勝てなくなる彼の様子が描かれていました。

どこまでが本当で、どこからがフィクションなのかは分かりませんが、
彼が輝いていたのは「空手家」としてK-1に上がっていたからであり、
空手家としての誇りを感じられたからだと僕は思っています。


少年期に、彼のような人間を知れて本当に良かった。

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