「ハンターハンター」ピトーの最後を考察。他の護衛軍との違い

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ハンターハンターの蟻編の主要キャラクターの1人ネフェルピトーの、
ゴン達の侵入から最後までの
キャラクター性
について考察しました。

他の護衛軍との違いもふまえて紹介します。

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誰より「母性」に目覚めたキャラクター

倒れたコムギをゴンから守ろうとする時に
キルアに「母親のよう」と表現されていましたが、
ピトーこそキメラアント編で最も「母性」が強く表れたキャラクターだったように
僕は思います。

プフは「コムギに王を盗られたくない!」という
母性ではなく「嫉妬深い恋人」のスタンスが強く目立ち、
ユピーは王への気持ちもさることながら
「敵への尊敬の念」を戦いの中で学んでいく部分が強く描かれていました。


最初の彼(彼女?)は戦い好きのマイペースな子猫ってイメージでしたが
闘いが始まって王の悲しみに触れ、

命令を受けてからゴンとの最後のバトルまで
それまでの「気まぐれマイペース」な部分は身を潜め
「王のために尽くす」描写ばかりでしたね。


王、メルエムが最強と感じられた要因の1つは
めちゃめちゃ強い護衛軍が、全員王のために尽くしていたこと。

あの強さ+絶対的な忠誠心
があったら、ゴン達勝てる訳ないじゃん、と最初は思ってましたねw


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コムギを命がけで守った理由

ピトーが「母性」に目覚めたとして
1つ引っかかった部分がありました。

それは、「なぜコムギを全力で守ったのか」という部分。


仮に、傷付いているのがメルエムなら
「命をかけて王を守る」となるのも当然ですが
母親で例えるなら「息子の彼女を命がけで助けようとしている」わけです。

息子はそりゃあ自分以上に大切な存在かもしれませんが
息子の彼女は、一般論でいえば自分以上の存在にはなりえないはずです。


ここが、当初あまりピンときませんでした。


ここがピトーの独特な感情だな、と思ったのですが、
ピトーは「コムギが傷付き、それを見た王が深く悲しんでいる様子」
をはっきりと目撃しました。

それを見たピトーは
「コムギを守らなけらばメルエムがおかしくなる!」と確信しているわけです。

つまり、コムギを助けたいのではなく
王の精神を支えたい、という構図なんですね。


プフやユピーは、コムギを会わせることに否定的でしたから
唯一、ただ王の恋愛的な意味での不幸を避けようとした存在でした。




終わりに

話は変わりますが
ピトーの性別って最後まで分からずじまいでした。

クラピカもアルカもそこら辺は不明なので
その中性感こそがハンターキャラの魅力の1つでもあります。

個人的には
やはり圧倒的な母親は「王の実の母(女王)」な訳ですから
そことは差別化できるキャラクター
という部分で
「僕っ子」というポジションで描いたのではないかと想像しています。


なので、性別不明ですが
「外側はオス、中身はメス」くらいの感じなのかな
というのが僕の予想でした。


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カテゴリ:漫画  [コメント:0]

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