ポケモン映画の「水の都の護神」、モデルの場所・BGMについて

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ポケモン映画「水の都」を見て、
オシャレな街並み!」と思った人、
多いのではないでしょうか。

内容はもちろんですが、
映像の美しさに心打たれる映画でもありました。

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事実だけを見ると、
この映画が、歴代ポケモン映画で興行収入が一番低かったのですが、
(て言っても26億も売り上げたんだけど)


だからといって、
「一番つまらなかった映画」という声はほとんど聞こえませんし、
むしろ「一番好きなポケモン映画」という意見も多く見られます。


で、あれってどこか実際の場所がモデルになっているのか
映画の映像とどのくらいリンクしているのか
気になったのでまとめてみました。




モデルになった舞台

まず、モデルになっている場所は、

イタリアのベネチア(ヴェネツィア)で、


実際に、水上タクシーゴンドラに乗ることができ、
車やバイクは走っていません


また、映画の冒頭でサトシたちが
水上レースをするシーンがありますけど、
あれとは少し違いますが
ベネチアでも毎年ボートレースが行われています



監督をされている湯山邦彦さんは、
ベネチアを舞台に選んだことについて語られています。

ベネチア行ってみて思ったんですけども、

結局ベネチアって世界で唯一の都市なんですよ。

似たような街がなくて
ベネチアといろいろ変えてみようかと思ったんですけども、
やってみたら、
ベネチアの雰囲気がそのままそっくり出たかなと思います。

引用:http://www.d2.dion.ne.jp/~s_hashi/02butai.htm



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路地を走り回るシーンで、
サトシとピカチュウを俯瞰で追うだけでなく、
サトシ・ピカチュウ目線で路地を行く演出がありましたけど、

あれはベネチアの街がモデルだからこそ映えるシーンだと思います。


子供の頃って、抜け道とか近道になんかワクワクしましたけど、
日本の住宅街でそういう道ってあんまりないですよね。


でも、ベネチアの街には、
実際に細く入り組んだ道が続いていて
こんなにこの映画にピッタリな街は他にないのかもしれません。


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「ヨーロッパ」を感じるBGMの演出

BGMを担当されているのは、
アコーディオン奏者のcobaさん。


だいぶ前の話題になっちゃいますが、
現在のおしゃれイズムの前番組、
おしゃれカンケイの「16小節のLOVE SONG」というコーナーで、

BGMのアコーディオンを弾いていた方でもあります。


個人的に、アコーディオンの外見とか音の感じとかって、
なんとなく洋風な感じがしていたんですが、

調べてみると、やはりアコーディオンはヨーロッパで生まれた楽器で、
cobaさん自身も、
ヨーロッパのイタリアでアコーディオンの修行をしていたそうです。



余談ですが、
この映画のサウンドトラックは今でも人気で、
アマゾンでは定価より高い値段が付いているにも関わらず、
ロングセラーで売れ続けています。

近所の中古CD屋さんで、
580円で購入した俺は勝ち組だぜ(プチ自慢)


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まとめ

以上を簡単にまとめると、

・モデルになっているのは、イタリアのベネチア

・ベネチアの雰囲気を、ほとんどそのまま映像化している

・実際に水上タクシーやゴンドラが走っていて、毎年ボートレースも行われる

・BGMで使われているアコーディオンも、ヨーロッパ生まれの楽器

という感じです。


ちなみにあの映画から、
ポケモン映画は海外を舞台にした作品が増えるのですが、
まさに「世界のポケモン」って感じですね。


日本が舞台ではないので、
なかなか気軽に聖地巡礼ってわけには行きませんけど、

イタリアに行く機会があったら、
この映画のサントラを聴きながら、
ベネチアの街を散策して歩きたいものです。



この作品は、U-NEXTで見れます。


本ページの情報は2022年11月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。


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以上です。
読んでくれてありがとうございます。


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カテゴリ:ポケモン  [コメント:2]

コメントは2件です

  1. チキ より:

    確かに、良い曲が多いです。
    私もbook-offで500円でサウンドトラックを見つけて買いました(笑)。
    中古でもそんなに高いとは知りませんでした。
    これらの記事ですが、とても詳しく、面白くポケモン映画について考察されていて、読んでいてとても面白いです。
    いつも読ませていただいております。

    • サイト管理人 より:

      チキさん、コメントありがとうございます。

      ネットだと基本高いんですよね(^_^;)
      お互い安く購入できてラッキーでしたね!
      「謎の少女、再び」をはじめ、心地よいアコーディオン調の曲も多くて僕も好きです。

      ポケモン映画好きの人と感動を共有したいという想いがあるので、
      そう言ってもらえると嬉しい限りです!

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