「ヘンゼルとグレーテル」の全あらすじ。本当は怖い話だった?

グリム童話の代表作「ヘンゼルとグレーテル」
全あらすじをまとめました。

さらに、本当の原作で描かれていたとされる
少々怖い設定を3つ紹介します。

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ストーリー

早速あらすじを書きます。


① いじわるな母が、2人を置き去りにしようとする

昔ある森に、きこりのと、彼と再婚した意地悪な母
そして子供のヘンゼル(息子)とグレーテル(娘)が住んでいました。


ある時、飢饉のため食糧難が起こり、
意地悪な母は「森に子供達を置き去りにしてしまおう」という、
残酷な提案を父にします。


その話をたまたま聞いたヘンゼルは外に行き、
月の光に光る小石をたくさん拾いました。


次の日、予定通り森の途中で父母は2人を置いて去ってしまいましたが、
ヘンゼルが、行く道に石を置いていったお陰で、
元来た道に戻ってくることができました




② 帰れなくなった道中、お菓子の家を発見!

父母は、彼等が帰って来たことに驚きと見せながらも
母は再び森に置き去りにする計画を立てます。


ヘンゼルは、本当は再び光る石を集めたかったのですが、
今度は家に閉じ込められてしまっっため集めることはできず、
翌日、仕方が無いので、
食べるはずだったパンの切れ端をちぎりながら森を歩きました。


再び居なくなる父母。

パンを頼りに帰る予定だった2人ですが、
なんとそのパンは、鳥達に食べられてしまっており、
帰ることができなくなりました。


途方にくれながら森の中を散策していると、
なんと目の前に「お菓子の家」があったのです。

喜んだ2人はそのお菓子を思わず食べてしまいました。

するとそこに、
おばあさんの魔女がやって来たのです。

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③ 魔女をやっつけ、無事に元の家へ!

魔女は、2人が食べてしまったことを怒り、
ヘンゼルを牢屋に入れ、グレーテルを奴隷にして
2人に罰を与えます。

そして、ヘンゼルを太らせて
食べてしまおうという計画
を立てていました。


ついにそれを実行しようとする日が訪れ、
グレーテルに、かまどの火を起こさせます。


しかし、魔女をかまどの前に誘導したグレーテルは、
魔女の背中を思い切り押し、彼女をかまどの中にぶち込みました。


2人は、魔女の宝を持って、無事に家に着くことができ、
母はすでに亡くなっており、
父と3人で仲良く暮らしました。

     

個人的感想

僕の感想ですが、
子供の頃に貸すかに読んだ記憶があっただけで
大人になるまできちんとした内容が頭に入っていなかったのですが、

「お菓子の家ってこんな怖い場所だったんだ!」
というのがまず思ったこと。


お菓子の家=平和でメルヘンな場所
という先入観を持って読んだので、
食べただけで大きな罰を与えられるような展開だったことに驚きました。



あと、お父さんはお母さんとは違い
比較的善人というポジションで描かれているのですが、
自分で計画したことではないとはいえ
子供達を置き去りにしてしまったのは彼も同じな訳で

彼についての罰が特に何も無いというのは
個人的にはあまりしっくりはきませんでした。


童話の世界ですから「設定上そうしないと話が進まない」
と考えれば、まあそうかーって感じですけど。




本当は怖い話?改編された3つの設定

100年以上も語り継がれている名作ですから
少しずつ、一番最初の原作とは異なるバージョンのものも当然出てきます。

ここでは、色々と改編される前の設定を紹介しますね。


① 父親が不在だった?

色んな設定の話があるのですが、
「お父さんは存在していない」体で書かれているものもあります。

前述の感想でも書きましたが、
お父さんが、いい人なのか、子どもを見捨てた冷たい人なのか
ブレてしまっている感もあるので、
彼がいないという方が自然な流れな感じも僕はします。



② 実は、パンは毒入りだった?

2回目の森に出かけた際にヘンゼルが使用したパン、
あれが実は毒入りだったという話もあります。

この設定を採用するのだとしたら、
ますます母は冷たい人間ということになりますね。

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③ 2人が母をやっつけた?

「家に戻ってきたら、母はすでに亡くなっていた」
と書きましたが、
そうではなく、主人公2人が復讐で彼女をやっつけた
というものもあるのです。

ある意味でそっちの方が清々しい感じがします。


その他、
「母は『再婚した義母』ではなく『実母』」
として書かれているものもあるのです。


やはり子供向けの作品として長く語り継いでいくには
よりダークな部分を少なくした方が
印象がよくなりますからね。

個人的には「改編後」の比較的マイルドなストーリーの方が
怖さが少なくて好き
です。




終わりに

日本昔話だと「悪いお爺さん」が比較的多く登場するのですが、
海外の童話だと「意地悪なお婆さん・魔女」が多く登場する
というのが、個人的には印象的です。

やはり「魔女」という存在が
比較的強く定着している地域で生まれた作品は、
女性の方が悪者キャラクターとして描かれやすいのでしょう。


ただ、「最後にお宝を持ち帰る」という流れは、
日本も海外も割と共通している
感じがしますね(笑)

やっぱりそのオチがいいんだな(笑)

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