ラストまでのあらすじを簡単にまとめました。
作中に出てくる
スカーレットとレットの有名な名言もそれぞれ紹介します。
ストーリー
早速あらすじを紹介しますね。①スカーレットはアシュレーが好きだったが、想いは実らず。
ヒロインのスカーレットはタラという街に住む少々わがままな女性。
ずっとアシュレーという男性に恋をしていて、
あるパーティーで2人きりになった時、気持ちをぶつけたが、
想いは叶わず。
彼は、メラニーという女性と婚約したのでした。
落ち込んでいた彼女に、チャールズという男性が求婚。
なんと彼女はOKしちゃいます。
しかしその彼は、結婚後2カ月で戦病のため亡くなりました。
②アシュレーの妻が出産。
戦争真っ只中の時、スカーレットが想いを寄せていたアシュレーのその妻、
メラニーに子供が生まれようとしていました。
急いでお医者さんを呼びに行ったスカーレットでしたが、
数え切れないほどの負傷者が出ている戦時中では
助産に手を回すことはできず、
結局スカーレットと彼女の家政婦さんで助産をすることに。
無事に子供は生まれましたが
戦争に彼女らを巻き込ませるわけにはいかないので、
兼ねてから知り合いだったレットという男に助けを求め、
馬車に乗って彼女の故郷タラを目指します。
③母は亡くなったいた。父は変わってしまった。
レットは途中、南軍に入ることを告げ居なくなってしまいます。紆余曲折ありながらなんとかタラに辿りつきましたが、
彼女の母は病のため亡くなっており、
父もそのショックからボケが進行。
きちんとした会話ができない状態に。
そんなさなか、
税金を300ドル納めなければならず、
戦時中でお金も食べ物もほとんど無いに等しかった彼女の家は
払うあても無く途方にくれます。
そんな時、彼女が出会ったのが彼女の妹の婚約者。
彼が裕福だと知った彼女は、
なんと嘘をついてその妹の婚約者と結婚してしまうのです。
その結婚した彼は、
スカーレットを攻撃してきた難民に復讐するため
出かけた先で亡くなりました。
④レットと再婚&女児を授かる
夫の不幸で悲しみに暮れていた彼女に一緒に馬車の旅をしたレットという男が求婚を申し込みます。
彼女はそれもOKし、
2人は女児を授かります。
しばらくは幸せな暮らしをしていましたが、
乗馬をしていた2人のその娘は
勢いよく落馬してしまい、帰らぬ人となりました。
そして、アシュレーの妻であるメラニーも
病のため倒れてしまうのです。
⑤レットとの別れ。故郷タラを想う
メラニーは最期、スカーレットに「息子とアシュレーを頼む」「レットを愛してあげて」
という遺言を残し、この世を旅立ちます。
その事をレットに伝えると、
彼はもうスカーレットとの関係に疲れ果てていて、
家を出ていくことを決めます。
たくさんの大切な人を失い
途方に暮れ落ち込む彼女でしたが、
自分は故郷のタラが大好きであることを思い出し、
最期は顔を上げて立ち上がるのでした。
個人的感想
あらすじだけをダイジェストでまとめると、色んな男性と出会っては別れ、
それ以外にも様々な別れがあって
本当に壮絶な人生を歩んだ人だなーという印象です。
ジブリ映画の「風立ちぬ」もそうですが、
戦時中というつらい状況の中でも
人の温もりがあり、そして恋愛だってそこにはある訳です。
「明日食べるものにさえ困ってる」という状況の中にだって
恋の高ぶりはあるし、駆け落ちしたいような衝動だってあるんだなーと。
後は、ヒロインスカーレットの人としての成長が伺えました。
最初は、ただ自分勝手でわがままな印象を受けた彼女でしたが、
仲間のため、愛する人のために行動する場面がどんどん増えてきましたし、
それでも壁を超えるため
人を傷つけてでものし上がってやろうというようなズルさも感じました。
2つの名言
この作品で有名な2つの言葉をまとめます。①
「明日は明日の風が吹く」すごくよく聞く言葉ですが、
僕はこれ、この作品からの言葉だって恥ずかしながら知りませんでした。
悩んだ時、今現在上手くいかない事があっても
でも明日また頑張ってみればいい、と
背中を押してくれるような励ましの意味を感じます。
原作の言葉は、
「Tommorw is another day.」
日本語的に訳すと上記のような言葉になりますが、
他にもいくつかの和訳があるので
異なる言葉で覚えている人もいることでしょう。
②
知らないね、勝手にするがいい英語は、Frankly dear, I don't give a damn.'
「アメリカ映画の名セリフベスト100」に選ばれた
この作品で最もポピュラーな言葉です。
「俺には関係ない」
という訳もあります。
僕的には「なぜこの言葉が??」という感もあるのが正直なところ。
一般的には、心にしみる系のものではないかもしれませんが
レットというちょっと傲慢な男性が言い放った
なんとも彼らしい言葉なのです。
終わりに
実に232分という、大作の映画です。約4時間ですからね。
時間の長さゆえか、
滅多にテレビ番組の地上波で放送する事はありませんが
間違いなく名作の1つ。
ご興味のある方はぜひご覧になって下さい。
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