ポケモンがアメリカで人気の理由。アニメの変更点など

ポケモンの海外人気は
もはや言わずもがなだと思いますが、

「ゲーム」だけではなく
「アニメ」も一大人気ですよね。


今回は、
ポケモンがアメリカでヒットした背景を、
アニメ、ポケットモンスターを主軸に
まとめてみました。

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アメリカ人向けに改変を加えた


「アニメ」を放映する早さ

日本では、
まず赤緑シリーズのゲームがヒットし、
その後、アニメ等の様々な媒体にも進出しましたが、


アメリカではその順番を変えて、
ゲームをアニメ放送の後に出しました。



理由としては、
ゲームの内容がアメリカ人に受け入れられるかが分からず、
売れるかどうかも分からない在庫を
大量に作るわけにもいかなかったため。


そして、
アメリカの子供たちにアニメを見せたところ、
とても評判がよかった

というのが決め手になりました。




たしかに、8ビットのゲームから入るより、
アニメの映像を使ったほうがキャッチーな感じがします。

アニメなら、
ゲームにはないスピード感みたいなのも出せますし、
より受け入れられるのが早かったというのも納得です。



そして、
アニメ放送を開始した3週間後に、
ゲームが発売
になりました。




ソフトの色は「赤・緑」ではなかった?

日本では、最初に「赤・緑」が発売されましたが、
アメリカではそれが

「赤・青」
に変更されています。



これを知った時、
僕はてっきり「フシギバナに人気が無かったのか……」
と、最初に緑バージョンをプレイした者として、
若干ブルーな気持ちになったのですが、


そうではなく、本当の理由は、
アメリカに敬意を評すため、

星条旗の色に変えた
ということです。



イキな計らいじゃねえかあああああヽ(`Д´)ノ


じゃ、イタリアで発売するなら、
赤・緑のままだったのかな?

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「ミュウツーの逆襲」のセリフも改変

映画「ミュウツーの逆襲」を見た方は
一部共感してくれる人もいると思いますが、

あれなんかはまさに、
「分かりづらいからこそ良い」みたいな感じも受けます。
(そう思うのって僕だけ?)


その点においても、
アメリカ向けに変えたようで、

アン・アリスン氏が書いた
「菊とポケモン グローバル化する日本の文化力」
では、

日本でのポケモン全体のイメージは、
「やさしさ」だ。

一方、米国ではもっと鮮やかで、
輪郭をくっきり出し、

またより大規模に、よりにぎやかに行われた。


とあります。

アメリカの場合は、
日本のような絶妙な侘び寂びの空気感より、
分かりやすさや、ダイナミックさが欲しいのでしょうね。



さらに、

戦いをやめるミュウツー側の理由と結末をはっきりさせるだけでなく、
「道徳的メッセージ」も加えた。

ミュウツーが自分がやったことは間違っていたと認め
少年がほかのものたちの幸せのために進んで自分を犠牲にしたことを
道徳的によいとする点が強調された。


なるほど。


僕が日本人だからなのでしょうが、

個人的には、
ミュウツーを完全な悪役にはせず、
戸惑いながらも愛に目覚めていく過程が好きなんですけど、
たしかにそれじゃあ分かりやすくはないですよね。



小学生の時に、
この映画を見に行ったんですが、

たしかにその時は、哲学的すぎて
「……深い話だった……よく分かんなかったけど」
みたいな感想しか言えませんでしたしw


なので、善悪をハッキリさせた方が、
分かりやすさは上がるでしょうし、
アメリカ映画を見ていても、
きっとアメリカ人の多くは、ヒーローが大好きなんだろうな
って印象も受けますので。



ちなみに、劇中のBGMも、
アメリカ用に作り直されています。






「ポケモンカード」が火付け役?

ポケモンといえば、
「ゲーム」「アニメ」の2つが大きな人気ですが、
アメリカでは「ポケモンカード」人気も大きかったそうです。


アン・アリスン氏が書いた上記の著書で、
ポケモンカードについてこう書かれています。

ポケモンはファンタジーの世界の珍獣と遊ぶというより
起業家精神を養うゲームであり、

その「売買市場」で子供たちは重要なスキルを学ぶ、という。

小学生を「狂言的」にし、
その親たちを「苛立たせる」が、
一方で子供たちに「いいこと」を教えてあげる。


僕も少年時代にハマって、
友達と対戦や交換もしましたが、

実際に良いデッキを作るとなると、
拡張パックをたくさん買ったり、
良いカードを持ってる奴と上手な交換をしたりと、

収集取引きのやり方を学びましたし。


日本以上に株式市場が大きいアメリカで、
カードが一大ブームになったというのもうなずけます。

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ブームが行きすぎて、訴訟問題にまで

しかし、
ブームになったというのは、
良いことばかりではなかったようで、

勉強の阻害になるため、カードの持ち込みが禁止されたり、
それに関しての盗難事件が多発したため、
訴訟問題が多発


さらには、
とあるニューヨークの弁護士が、

良くないことを行っていると
任天堂を訴えたケースまで出ました。


結局は、
訴えが示談になったため、
有罪判決になったりはしませんでしたが、

単なる子供の遊びというだけではない
大きな問題にもなったのです。



僕も、当然こんな大ごとではありませんが、
カードを盗った盗られたという流れに巻き込まれた経験はあります。


いつどこで交換するかも分からないので、
名前を書くわけにもいきませんし、
書いたところで盗む人は盗んでいきますからね。


しかも、
ホントに情熱を注いでやっている人は、
何十万円というお金もつぎ込んでいますから、

訴訟を起こそうと思うくらいの気持ちになるのも、
ある意味当然のこと
なのかもしれません。




まとめ

以上を簡単にまとめると、

・ゲーム発売より先にアニメを放映した

・ソフトは星条旗の色にちなんで「赤・青」を発売した

・映画のセリフを、より善悪がはっきり分かるように改変した

・アメリカでポケモンカードが一大ブームになった

・それは、起業家精神を養える遊びだと称された

・しかし、人気の高まりゆえ訴訟問題も多発した

という感じです。


大きな部分は変わっていませんが、
細かい部分で、しっかり国民性を理解している、
という印象を受けます。


アメリカでも、
「ポケモンと一緒に青春を過ごした」という人がいっぱいいるのでしょうね。


関連記事
ポケモンが外国でヒットした理由。キャラクターの魅力が鍵


以上です。
読んでくれてありがとうございます。
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