カラカラとガラガラの悲しい話、
覚えているでしょうか?
初代ポケモンで
一番怖い部分かもしれません(^_^;)
記憶力のいい人や
今もリアルタイムで初期の方のポケモンやっている人は、
特に懐かしい情報でも無いでしょうが、
しばらく触れていない人なんかだと、
151以上いるモンスターのエピソードなんて
忘れてしまいますよね。
ただ、2013年に放送された
「ポケットモンスター ジ・オリジン」では、
わざわざシオンタウンのガラガラ達のストーリーを
盛り込んで描いていたのが印象的でした。
さすがはポケモンスタッフ。
オレ達の良きトラウマを理解してるぜ、
って感じでしたわ(^o^)丿
さて今回は、
カラカラにまつわる物語のまとめと、
彼等の「うた」にまつわる都市伝説をまとめました。
悲しい生い立ち
カラカラは、「こどくポケモン」と名付けられている通り、悲しい運命を背負っているモンスターとして生み出されています。
シオンタウンの街の少女の話によると、
カラカラの母にあたるガラガラが、
ロケット団によって命を奪われてしまったと言います。
その母は、
ポケモンタワーで幽霊として現れ、
ゲームとしては、
戦闘で倒さなければ次に進むことができません。
そんなモラルなんて考えなければ、
サクッと倒して終わりなんですけど、
感傷的にプレイしていたら、
なかなか後味の悪いバトルとも言えます。
カラカラのかぶっている骨は、
お母さんの骨を被っているのです。
ポケモンタワーという、
お墓のある場所に生息しているのもそのためです。
あと、あげ足とりみたいになっちゃいますが、
金銀シリーズ以降で、タマゴから生まれた奴も、
普通に骨を被って生まれますけど、
タマゴから生まれた場合は、
お母さんは普通に生きてるんですけど、
なんでそれでも被ってるんでしょうね(^_^;)
まあ、初代の段階では「タマゴ」という概念自体なかったので、
後付け設定だからしょうがないんですけど(^_^;)
ニビシティバッジで、彼等のBGMが聴ける?
彼等にまつわる、ある都市伝説があります。それは、とあるバグを使い、
道具からニビシティのグレーバッジを「つかう」を選択すると、
とても悲しげな音楽が流れてきます。
それが「カラカラのうた」ではないか、
という噂が定着しています。
僕も聴きましたけど、
たしかにシンプルで悲しい音でした。
で、これの真相なのですが、
マサラタウンにて、
オーキド博士が主人公を呼びとめる時のBGM。
これをベース音だけにして、
スロー再生させると、
全く同じ音になるのです。
個人的には、
「その関連でなんでカラカラ?」
とも思いましたが、
とても悲しげなメロディだったためと思われます。
この都市伝説の信憑性は、
個人的には3%くらいかな、
と思っています。
少なくとも、
ミュウの裏ワザみたいに
製作者が意図的に入れ込んだものなら、
もっとシオンタウンやポケモンタワーに関連する物にするはずので、
「ニビシティ」「マサラタウン」「オーキド」
という、関連性の低い物に使う事は無いでしょう。
もちろん、
信じるか信じないかはあなた次第ですが。
おわりに
初代の赤緑バージョンの時は、時間という概念は無く、
通常「宿屋」でHPを回復するのがRPGのセオリーですが、
それもありませんでした。
なぜかというと、
あれは「少年の夏の日の1日」を描いた物語だから。
つまり、
主人公は永遠に年をとらない存在なわけです。
でも、ポケモン達は進化をする。
それはある意味で、
成長するという事であり、
年を重ねていると捉えることもできます。
そしてポケモンタワーで、
モンスターの命の果ての形があります。
ずっと夏の日の1日を続けていて、
年はとらないという設定と、
時間の流れを感じさせるポケモン達の姿。
設定としては、
ある意味矛盾があるのかもしれませんが、
僕はこの矛盾が結構好きだったりします。
ポケモンをやっている子供達もいつかは大人になり、
いつかは大切な人との別れも経験する。
そんなことをそっと伝えている気がするからです。
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以上です。
読んでくれてありがとうございます。
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