1998年に結成し、
2001年にメジャーデビュー。
15年以上も音楽活動を続けているコブクロ。
2006年に発売されたベストアルバム、
「ALL SINGLES BEST」は、
累計売上枚数300万枚を超えるメガヒットを記録しています。
僕自身、
コブクロメジャーデビューした2001年からコブクロファンになり、
彼らの曲に泣いたり笑ったり、
勇気をもらいながら成長してきました。
2013年に、レコチョクが約3万人に実施したアンケート
「コブクロの歴代A面シングルの人気楽曲」より、
トップ10を紹介します。
コブクロの好きなA面シングルランキング
第10位 君という名の翼。
コブクロの歌は「春」「バラード」のイメージが強いですが、これは青春時代の「夏」をイメージした「アップテンポ」な曲。
テンションを上げたい時や、
何かを頑張る情熱が欲しい時、
僕はよく聴いてます。
第9位 永遠にともに。
パートナーシップについて歌った曲。相手と向き合っていこうと思う歌詞に共感を覚えたり、
実際同じような体験をした人も多いはずです。
以前、コブクロが番組の企画で、
新郎が新婦のために、結婚式にコブクロを呼んで、
永遠にともにを歌ってもらうという企画をやったのですが、
その新郎のスピーチでも、
「最近は仕事で忙しくて、週1日の休みも結婚式の準備に追われ」
という、1番の歌詞と同様の事を話していたのが印象的でした。
第8位 風(4.4%)
まだ肌寒い春の、恋人との別れを綴った一曲。
まだ、コブクロが爆発的なヒットをする前の曲なので、
隠れた名曲と位置づけられることも多いです。
当時、僕の周りにはコブクロを聴いている人がいなくて、
「なんでこんないい曲聴かないんだろうなー」
と思っていました。
第7位 YELL ~エール~(4.6%)
コブクロのメジャーデビュー曲。門出に立っている人の背中を押してくれるような曲。
高校受験、大学受験の前日に、
この曲を何度も聴いて、
一歩前に出る勇気をもらったのを覚えています。
そういえば、4月の初旬、
バスに乗っていた時、
隣の高校1年生と思われる人が友達に、
「今日YELL聴いてきたさ!」
とこの曲の話をしていました。
門出の時期に聴くと、
勇気もらえるのは僕だけじゃないみたいです。
第6位 轍-わだち-(5.1%)
ライブ感あふれるアップテンポな元気ソング。コブクロのライブでは、
ほぼ必ずと言っていいほど演奏されます。
2番の間奏終わりの、
「そんな~、時は~♪」
を何度も繰り返しみんなで大合唱してる時が、
「コブクロのライブに来た~!」
って一番思える瞬間です。
10位から6位まで。
全体的に、
「コブクロが好きなら知ってる曲」
が多かった印象です。
売上的にも、
大ヒット曲ではなく、
スマッシュヒットって感じの曲や、
ロングセラーが多かった印象です。
コブクロをこれから聴こうと思ってる人は、
知らない曲、そんなに聴いてない曲もあったかと思います。
第5位 Million Films(6.1%)
永遠にともにと両A面で発売され、2曲目に収録された、
秋の優しさを感じる曲。
A面ではありますが、
2曲目なのでカップリング的な立ち位置でもある曲ですが、
ベスト5に入りました。
コブクロの曲の特徴の1つなんですが、
彼らは「シングルA面用の曲」「カップリング用の曲」
っていう計算がない場合が多いので、
シングルの2曲目、3曲目に、
ビックリするほどの名曲が入っていたりします。
これもその1曲ですね。
実際の結婚生活などは、
大変なことも多いと思いますが、
小渕フィルターを通してみると、
そんな大変な毎日さえも美しいものに感じてしまいます。
第4位 流星(7.8%)
ランキングの中では、一番新しい曲です。
上記でも、コブクロは春歌のイメージが強いと書きましたが、
この曲はひんやりした空気が伝わってくる冬ソング。
また、
この曲の評価レビューを見ていると、
「ドラマにすごくマッチしていて好きになった」
という感想が多かったです。
竹野内豊さん、上戸彩さん主演の
「流れ星」というドラマを見た上でこの曲を聴くと、
一層歌の世界感が深まるかもしれません。
第3位 ここにしか咲かない花(9.6%)
コブクロがブレイクするきっかけとなった曲。
それまで、周りにコブクロを聴く知人がいなかったのですが、
この曲をきっかけに、
カラオケでコブクロを入れる人が多くなった印象があります。
曲調は今までにないくらい壮大な感じなのに、
歌詞は変わらず、身近なものを大切にしたいという優しさに溢れていて、
コブクロらしさを貫きながら、
たしかに成長した彼らを感じられる1曲。
第2位 桜(14.9%)
言わずと知れたコブクロの代表曲であり、
コブクロが「できちゃった結成」と言っている第一子のような曲。
3位の「ここにしか咲かない花」の次にリリースされた曲で、
「1曲ヒットしたことで、メジャーシーン行きの『切符』は手に入れた。
その切符でどこへ行くべきか」
と考えたとき、
次に出す曲は、
原点の「桜」しか浮かばなかったと言います。
僕もインディーズ時代の桜から、
幾度も聴いてきましたが、
こんなにいろんな世代の、いろんな場面に寄り添えるような曲は、
そうそうないと思います。
第1位 蕾(21.4%)
小渕さんが、亡き母を想って作った曲。
インディーズ時代のファーストアルバムにも、
「遠くで…」という母に向けた曲が収録されているのですが、
それから8年の時間が経ち、
そこから更に歩いてきた道のりと、
それによって強くなれた自分を綴った歌です。
僕はこの曲が発売される前、
正直、あまり期待してはいませんでした。
ここにしか咲かない花、桜という名曲が生まれ、
これ以上の曲をコブクロに求めるのはどうなんだろう?
とあまりハードルを上げないようにしていたのですが、
発売前、ラジオから流れてきたその曲を聴いて、
「発売日まで待てねえ~!」
というくらい感動したのを覚えています。
まとめ
あらためて、
ランキングはこうなりました。
1位 蕾(21.4%)
2位 桜(14.9%)
3位 ここにしか咲かない花(9.6%)
4位 流星(7.8%)
5位 Million Films(6.1%)
6位 轍-わだち-(5.1%)
7位 YELL ~エール~(4.6%)
8位 風(4.4%)
9位 永遠にともに(3.8%)
10位 君という名の翼(2.6%)
参考サイト:http://pollsblog.dailynews.yahoo.co.jp/archives/261470/
知らない曲もあったかもしれませんし、
コブクロ好きなら、
「なんであの曲入ってないの?」
と感じるところかもしれません。
個人的には、おおむね納得な順位です。
コブクロ好きからしたら、
1位2位の「蕾」「桜」あたりはベタな感じもしちゃいがちですが、
それでも、本当にコブクロで好きな曲を選べと言われたら、
この2曲が上位に来るのは納得せざるを得ません。
そして、コブクロが今ほどはメジャーになっていなかった頃の、
「YELL」「轍-わだち-」「風」なども入っているあたり、
「分かってるねーコブクロファン!」って思いました。
(上から目線ですいませんm(_ _)m)
あと個人的には、
初期の隠れた名曲の「宝島」や、
ポップで優しい気持ちになれる「Blue Bird」なんかも、
入って欲しかったですけど。
ちなみに、
CDの累計売上枚数ランキングも、
1位 蕾(50.6万枚)
2位 桜(43.4万枚)
3位 ここにしか咲かない花(40.7万枚)
と、3位まで同じ順位でした。
CDが売れない時代と言われて久しい昨今なので、
長く活動しているミュージシャンは、
必ずしも
CDが売れてる曲=人気のある曲
とはならないのですが、
コブクロは、
人気曲ほどCDが売れるという、
シンプルな比例をしていますね。
インターネットが普及し、
着うたなどの便利なツールができても、
本当に心に響く歌は、CD・着うたなどのジャンルは関係なく、
欲しいと思うものです。
また、上位3曲とも「花」を比喩にした歌でもあります。
花という生き物が持つ、
冬の寒さを越えていける強さ、
どんな場所でも咲ける強さ、
柔らかさ、儚さ、個性を、
自分に照らし合わせながら聴ける楽曲ですね。
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