「サラダ油小さじ○杯」って出てきますよね。
あれって「サラダ油」って名称の物を使わなきゃダメなのか、
ちょっと不安になりませんか?
まして、料理に慣れていない頃は、
「これが原因で大失敗に終わらないだろうか?」
と考えてしまうものです。
今回は、
サラダ油の代わりに、キャノーラ油を使用しても大丈夫なのか、
まとめてみました。
代わりに使ってもいいの?
結論から先に言うと、サラダ油を使うところを、キャノーラ油にしても、
全く問題ありません。
お菓子やケーキ・揚げ物など、
どんな料理でも代用して使って大丈夫です。
というか、厳密に言えば、
キャノーラ油も、サラダ油のうちの1種類なんです。
サラダ油とは、
「日本農林規格」が承認している植物油を使って
作られている油の総称です。
キャノーラ油も、
「なたね油」という、承認された油で出来ているので、
サラダ油の一種というわけです。
なので、レシピ本に、
「サラダ油を○杯」とあったら、
当然キャノーラを使用してもいいということです。
料理が慣れないうちは、どうしても失敗することも多いでしょう。
そういう時、「何がダメだったか」を考えることが多いと思いますが、
「サラダ油と書いてあるのにキャノーラを使ったから」
ということは無いということです。
ただ、ごま油などもサラダ油のうちに含まれるのですが、
ごま油は匂いがきつかったりするので、
気にされる方は、お菓子など甘い香りを壊してしまう可能性もあるので、
作る際はご注意ください。
(キャノーラ油は無臭なので大丈夫です)
それぞれの違いは?
とはいえ、「サラダ油」という名称で、
スーパーで売られてる商品もありますよね。
あれは大抵の場合、
大豆油となたね油を混ぜ合わせて作った油です。
ここでは、
日清オイリオのサラダ油と、
同じく日清オイリオのキャノーラ油について比較してみます。
キャノーラ油は、
オレイン酸が多く(51%~66%)含まれていて、
悪玉コレステロールを下げる効果が期待でき、
メタボ予防になります。
そしてサラダ油なのですが、
オレイン酸とリノール酸が同じくらい入っていて、
どちらも悪玉コレステロールを下げる効果があります。
リノール酸は、摂りすぎると、
善玉コレステロールも減らしてしまうのですが、
摂り過ぎが良くないのは油全般に言えることなので、
そういう意味ではあまり気にするポイントでもないです。
値段に大きな差もありませんし、
匂いも味もどちらもほとんどしませんし、
カロリーや脂質もほとんど同じ。
つまり、
多少の成分の違いはあれど、
どちらもほとんど同じ効果だということです。
すごく細かいことを気にするのでなければ、
どちらを使ってもほとんど変わらないですよ。
また、どちらもトランス脂肪酸という、
体に良くない成分の量も少ないので、
(完全な0ではないけど、0という油は無いに等しい)
比較的安全な部類に入ります。
余談ですが、ハンバーガーショップのハンバーガーは、
そのトランス脂肪酸がかなり多く含まれていて、
発ガンの恐れもあります。
美味しいので僕は大好きですし、
できるなら週1~2くらいで食べたいというのが本音なんですが、
そうしていると、10年20年後に、
悪性のガンとなってしまう可能性も少なからずあるので、
くれぐれも食べすぎにはご注意を。
ちなみに、うちの家庭は長年キャノーラ油を使用していますが、
おかげさまで健康をキープし続けられていますし、
体型も10年くらいスマート体型をキープできています。
また、油なのにあっさりしていて、
胸焼けなどを起こすことはまずないです。
(天ぷらとかだとたま~にあるんですけど(^_^;))
美味しく健康でいられるのは、
本当にキャノーラ様々です。
まとめ
以上を簡単にまとめると、・サラダ油の代わりに、キャノーラ油を使っても大丈夫
・キャノーラ油も、サラダ油のうちの1種類
・どちらもほとんど無臭で、味もカロリーも脂質もほとんど同じ
という感じです。
「これを作るために、アレもアレもアレも用意しなきゃ」
と身構えて頑張るよりも、
今手近にあるもので色々作ってみた方が、
意外に多くのものが作れるものですし、
その方が上達も早いです。
ぜひ、身軽な気持ちで、
色んな料理を作ってみましょう。
コメントフォーム