グレープシードオイルとオリーブオイルの違いは?オレイン酸の量など

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料理にオリーブオイルを使っている家庭って、
かなり多いですよね。

でも、「なんでオリーブオイルにしたか」と聞いて、
「色んなオイルを試した上で、これが一番だったから」
と答える人は少数でしょう。

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一方「なんとなく」と答える人は、
結構いるはずです。

別にそれは悪いことではありません。
「実家で使っていたから」「スーパで安く売ってたから」
的な理由も、もちろん悪くないです。


でも、もしかしたら、
もっと自分や家族に合うものが、
同じような値段で売っているのに使っていないとしたら、
ちょっともったいないとは思いませんか?


今回は、
オリーブオイルと値段はほとんど変わらないけど、
知名度が少々低い、グレープシードオイルを、
オリーブオイルと比較してみました。




それぞれの特徴

まずオリーブオイルですが、
老化防止・抗酸化作用・血糖値のコントロールに良い
オレイン酸が多く(68~80%)含まれています。


さらにオレイン酸は、
善玉コレステロールを減らさず、
悪玉コレステロールだけを減らせる作用があります。


油=太るというイメージがあるかもしれませんが、
適量を取る分には問題ないんですよ。


香りは結構きついですね。
個人的には、この匂いは全然嫌じゃありませんが、
人によっては、嫌いな匂いだったりします。



一方グレープシードオイルは、
リノール酸が多く(68~75%)含まれています。


リノール酸は、オレイン酸と同じく、
悪玉コレステロールを減らしてくれますが、
摂りすぎると、善玉コレステロールまで減らしてしまいます。


ここまではオリーブオイルの方が良いですね。



しかし、グレープシードオイルは、
ビタミンE・ポリフェノールが、
オリーブオイルの約2倍も含まれていて、

その結果、老化防止・抗酸化作用などの効果を発揮します。



さらに、ビタミンEの特徴は、
血行促進効果があります。



血行促進って言ってもどのくらい効果があるの?
と中々ピンと来ないかもしれませんね。


僕はしもやけになりやすい体質なので、
冬になると、ビタミンEをよく取り入れているのですが、

ある時、手の指にトゲが刺さったので、
抜いてもらうため形成外科に行きました。


そこでお医者さんに指の皮を切ってもらったのですが、
そうしたらどんどん血が溢れてきました(^_^;)

担当してくれたお医者さんも、
「このくらいだと、普通はほとんど血は出ないんだけど、
 君はどんどん出てくるね」
と関心(?)されました。


翌週もその病院に行って同じ治療をしなければならなかったので、
あえて1週間ビタミンEを取らずに行くと、

ほとんど血が出ないΣ(゚д゚lll)


ビタミンEってこんなに効果があるんだと、
身を持って体験した瞬間でした。


冷え性だったり、しもやけだったりする方は、
血行促進のため、
グレープシードオイルの方をおすすめしますよ。



ちなみに、2つとも酸化はしにくい油で、
カロリーは2つともほとんど同じです。


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代用して使えるの?

例えば、今オリーブオイルを使っているとして、
グレープシードオイルに替えて、何か弊害はないのか?

という疑問がわく人もいることでしょう。


同じ食用油なので、
基本的には替えても問題ありません。

ただ、先程も言いましたが、
オリーブオイルは匂いが強いので、
香りを気にされる方は、少し気になる場合もあります。


例えば、甘い香りのお菓子を作るのに、
オリーブオイルを使うというのは、
人によっては気になります。


なので、グレープシード→オリーブに変更する場合は、
少し注意が必要
ですね。


もちろん、料理を作る人が気にしていても、
その料理を食べる人は全然気にしない場合もあるでしょうし、
その逆の場合もありますから、

もし、自分の料理を食べる人に意見を聞けるタイミングがあったら、
香りが気になったか聞いてみるのが良いです。



ちなみに、先程も書きましたが
僕はそういうのは全然気にならない派です。


「変えてみたんだけど」と言われて、
「ああ、言われてみれば確かに」と
そこで初めて気づくような人間なので(^_^;)


そういう僕みたいな人って案外多いですから、
あんまり過剰に気にしすぎることはないですよ。


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まとめ

以上を簡単にまとめると、

・オリーブオイルは、善玉コレステロールを減らさず、
悪玉コレステロールだけを減らす作用があり、香りが強い


・グレープシードオイルはほぼ無臭で、悪玉コレステロールを減らすが、
摂りすぎると善玉コレステロールまで減らす


・グレープシードオイルは、血行促進効果が高い

・どちらも酸化しにくく、老化防止にも効果がある

という感じです。



さらに簡単にまとめると、

どちらも体に良い油です。


正直、あまり体に良くない油も、
結構普通に売られているので、
体に良いものを使うに越したことはありません。


で、あとは好みや体質の問題なので、
一概にどちらが良いとは言えませんが、

個人的なおすすめを言わせてもらうなら、
グレープシードオイルを適量摂ることを勧めます。


血行促進って、
冷え性の体質には本当に効くのでね。




以上です。
読んでくれてありがとうございます。


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カテゴリ:料理  [コメント:0]

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