昔の漫画ってあります。
「天ないもその1つ」って人も
たくさんいますよね。
今回は、
「天使なんかじゃない」の中で、
個人的に好きなセリフを15個厳選してまとめました。
冴島翠
まずはヒロインのみどり。①晃とケンカ直後に
2人がまだ付き合う前の時。ヒーローの須藤晃から電話がかかってきて、
会いに行くと彼は雨にずぶ濡れでした。
翠は風邪を引かないよう気にかけたのに、
彼はそっけない態度。
(こんなにもあんたのことと悲しい気持ちで思いながら走り去ろうとします。
気にかけてるやつもいるんだから
そんな…一人ぼっちみたいな顔しないでよ!)
その時の2人のやり取り。
1.
晃「翠!試験終わったらどっか行こーぜ!」
翠「行く!!」
たった今までケンカしてたのに(笑)
切り替えが早いというより、
自分の気持ちに素直なんですよね(^o^)
②劇が始まる前
劇のお芝居で、マミリンこと麻宮裕子が
タキガワマンと恋人役をする予定が、
瀧川の彼女の原田志乃が観に来ていることを知り、
トイレに隠れて泣いているマミリン。
トイレのドアを挟んで言い争いをしている流れで、
麻宮は翠のおせっかいなところに対し、
思わず
「そういうとこ大っきらい!」と口走ってしまいます。
それに対し、
彼女はドアをよじ登り、
2.
あんたがあたしを嫌いでも
あたしは好きよマミリン!
彼女の情の熱さが伝わってきて
カッコ良かった(*^^*)
まあ実際にやったら問題だと思いますけどね(^_^;)
③晃が居なくなった後
須藤と別れ、彼が海外に旅立った後に彼女の心の声。
3.
天使なんかじゃないけど
晃のためならあたし天使になる
その時、別のところでマミリンが
「天使の羽のネックレス」を見つけてくれます!
なんという友情(@_@。
「天使」を辞書で調べたら、
「心が清らかな、優しい人の例え」
ってあったんですけど、
彼女はズルイ部分だって持ってはいますけど、
でも十分「天使」みたいな人ですb
④博子に嫉妬しなくなった瞬間
牧先生の彼氏(将志)から電話がかかってきて、再度帰国したこをを知り、
晃が
「成田?わかった!すぐ迎えに行く!」
と言った後、
彼女は自ら牧先生をバイクで連れていくよう言った、
その後の心のセリフ。
4.
その時
迷わずマキちゃんの手をつかんだ晃を
むきになる晃を
かっこいいと思った
頼もしいと思った
さっすが須藤晃だと思った
やきもちを超えて、
「ウチの彼氏すげーだろ」ってところまで行けたのは、
2人の絆の強さの証です。
須藤晃
続いてヒーローのスドーザウルス。⑤観覧車での初キス
遊園地デートで牧先生(博子)との誤解が解け、
観覧車で2人がキスした後のセリフ。
5.
マーブルチョコの味
なんか「決め台詞!」って感じではないんですけど、
2人の間に、随所にマーブルチョコが出てきて、
おかげでこの商品を見る度
この漫画を思い出しちゃいます(笑)
⑥翠への告白
日本に帰国した後、翠に言った言葉
6.
おれ…
Wヒロコのことは大事だし
どっちも絶対幸せになって欲しいと思ってる
でも
おれがおれの手で
幸せにしてやりたいと思うのは
おまえだけだ
やっぱり名作漫画のヒーロー!
決めるとこは決めるね!!
彼は、色んな人を大事にするタイプ。
でも、その「大事さ」が本気すぎるゆえ、
ヒロインとはぶつかり合ってしまったのだけれど、
この答えが出せて良かった。
⑦タキガワマンへの後押し
麻宮がイギリスに留学しようか迷っている時に、彼女になんて言えばいいのか迷っている瀧川。
それに対して。
7.
おまえは…
相手の都合なんかかまってらんねぇくらい
伝えたい気持ちねぇのかよ
彼自身が翠に気持ちをぶつけた後のセリフだったので、
より説得力がありました。
麻宮裕子
マミリンのセリフも好きでしたb⑧文化祭終わりに
文化祭にて、タキガワマンとペアカードを引いた翠が、
口実を作ってマミリンとカードを交換して、
その日瀧川と一緒に過ごした彼女が言った言葉。
8.
ほんとに今日はよけいなことしてくれて
とんでもない1日だったわ
おかげで 楽しかった
初めて(?)彼女のツンがデレに変わった瞬間。
素直なマミリンが可愛かった!
⑨帰り道、翠に対して
2人で図書室に寄った下校中、将来の進路の話で翠が、
マミリンは?と訊いた後の返答。
なりたいものある?
9.
あたしは
冴島翠みたいになりたい
うれしい時はちゃんと喜んで
悲しい時はちゃんと泣けるような
そんな当たり前のことが
みんな意外と出来なかったりするのよ
あんたが
みんなに好かれる理由がわかるわ
これを言った彼女も、
思ったことをストレートに表現できて好きだったし、
言われた翠のポワっとした表情も良かった(^-^)
⑩陰口を言われた時に
瀧川と付き合っていることにイヤミを言われた彼女に対し、翠がイヤミを言ったそいつらに喰ってかかり
「マミリンがあんなふうに言われるのと涙を流します。
がまんできない」
それに対して。
10.
ありがとう
でもあたしは思ってたより平気だわ
自分に誠実であれば
胸を張っていられるものなのね
うーん、かっこいい。
恋は時に、
人を強くさせますね。
バンプオブチキンのボーカル、藤原基央さんも、
このセリフを絶賛してましたし。
⑪翠への想い
イギリス留学を迷っている時、翠が
「タキガワマンのこと?と言ったのに対して。
離れたら不安だから?」
11.
決まってるじゃない!
でもそれだけじゃない!
あんたみたいな友達は…
もう出来ないかもしれない
ここは涙なくして読めません。
たしかに、今までの彼女の性格だったら、
親友を作るのは難しそうですけど、
きっと今のあんたなら大丈夫だよとも思いましたけど。
彼女は序盤の頃と比べて、
格段に素直になりましたね。
その他の主要キャラ達
⑫瀧川秀一
彼女(志乃)と別れられずちょっとズルズルモードの時、
彼が須藤に言った発言。
12.
別れ話切り出すのがこんなに難しいなんてな
好きだって言う方が何百倍も簡単
…さ、さすがロマンチスト!
タキガワマンらしい言い分です。
でも彼の気持ちも分かります。
始めることよりも、終える事の方が難しい時って、
確かにありますから。
⑬原田志乃
みんなで温泉旅行に行った時、みどりに「なんで須藤先輩と別れたか」を尋ね、
そのあと涙交じりに言った言葉。
13.
もっとがんばって下さい…
じゃないとあたし…なんか…
なんかあたしももう
がんばるの疲れてきちゃう
恋愛漫画って、
「ヒロインが好きな彼を奪おうとする美人の子」
がよく出てきて、
読者には結構嫌われやすいポジションだと思うんですけど、
個人的には、
あらためて読み返してみたら
「彼女も辛い想い抱えながら頑張ってるんだな」
と思って、好きになりました。
その後の生徒会長としての頑張りも良かったですし。
⑭坂本将志
牧先生の彼氏の将志。晃と翠には日本を発つことを内緒にしたまま、
翠のいる教室に忍び込み(いいのかよw)、
彼女に言った言葉。
14.
翠ちゃん
ずっと晃のそばにいてやってくれるかい?
最後の挨拶を
晃じゃなくて翠に言いに行くところが切なかった。
セリフでは表されてませんけど、
「俺が支えられなくなる分まで、あいつを支えて」
みたいな意味も込められてるのかな
⑮中川ケン
メジャーデビューが決まったケンちゃんが、翠に誕生日祝いをした後、
彼女のために作った曲「天使のほほ笑み」について。
15.
もしあれがCDとかになってさ
そいで今までよか
たくさんの人の前で歌えるようになったとしても
あの歌は 翠の歌だから
いいセリフです。
これを聞いて、みどりはどんな気持ちだったのかな。
終わりに
この漫画は、恋愛漫画の王道だと思います。特別ひねった設定がある訳じゃないし、
セリフも真新しい斬新なことを言ってる訳じゃない。
でも、ちゃんと心に残る温かさがある。
世話焼きで寂しがりなヒロインも、
ツッパリなのに傷付きやすいヒーローも、
色あせずに思い出に残っています。
昔読んでいたという人も、
是非読み返してみて下さい。
大切な気持ちを思い出せるかも知れません。
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