結構多いでしょう。
今回は、2人の共通点3つと、
異なる点3つをそれぞれ紹介します。
共通している部分
まずは似ている部分を3つ。①外見
多くの人が真っ先に思いつくのはここでしょう。大きすぎない身長と、軽く目つきが悪い感じは、
2人ともかなり似ています。
よく見れば違うんですけど、
雰囲気がかなり似ているので「ジン=幽助」ってなるのもうなづけます。
②不良っぽさ
アウトローに我が道を突き進む感じもかなり似ています。浦飯の場合は、最初から不良少年という設定ですし。
ジンは、いわゆる「不良」とは少し匂いは違いますが、
ゴンをミトのところに預け、自分は冒険に出て行っちゃう感じとか
幽助が蛍子を人間界に残して魔界に行った場面と重なりました。
③好戦的
浦飯の特徴の1つが「楽しそうに戦う」ということ。味方はもちろんのこと、
黄泉や仙水など、敵キャラをも楽しませる戦闘バカな感じは、
個人的に大好きでした。
ジンは、戦闘シーンこそまだまだ少ないものの、
ゴンをハンターの世界に引き込んだ(?)人間。
闘いだけでなく、人生全体で
「道草を楽しんでる」その感じは、
幽助より1枚上かも!?
異なる部分
もちろん、共通する部分もあれば異なる部分もあります。
僕的に、2人の違うなーと思ったところは
3か所です。
①ポジション
浦飯は物語の「主人公」、つまりヒーロー役なのに対し、ジンは、ゴンを引っ張る存在、メンター(先生)的なポジションです。
ヒーロー役は、基本的には、実力的に発展途上な場合が多く、
自分自身が強くなりながら他の準主役たちを巻き込んでいき、
メンター役は、もう既に完成形に近いくらい強くなっていて、
主人公を物語に巻き込んでいく存在。
似たような気質の2人ですが、
ポジションが違う事によって印象もかなり変わりますね。
②仲間との関わり方
戸愚呂弟に桑原がやられた(ように見えた)時、幽助は、仲間を守れなかった悲しさから覚醒。
つまり、目の前で仲間が困っていたら、
意地でも助けたい奴な訳です。
こういう部分は、息子のゴン君にそっくり。
一方のジン。
ゴンが意識不明の状態でも
「いい仲間が何人かいるなら俺は行かなくていい」
という考えをし、
また、弟子であるカイトがやられても
特に動揺する素振りもありません。
他のキャラとの接し方を見ている限りでは
面倒見の良い兄貴的なキャラではあるのですが、
直接「助ける」という感じではなく
あくまでも「見守る」愛情のあるキャラですね。
③頭の良さ
両者とも周りから「バカ」呼ばわりされていますが、浦飯の方が、より「単純」な印象を受けます。
頭のいい部分も時々はありましたけど、
知略家の黄泉に対して「ただのケンカがしたい」と言いだしたあたりなど、
よりシンプルな答えを出そうとする印象。
ジンは、パリストンとの頭脳戦でも全然負けないくらいの頭の良さですから
相当頭がいいのでしょう。
まあ、根本的な考え方は
お世辞にも秀才タイプとは言い難いですが…。
おわりに
同じ作者の人が描いている訳ですから、似せようと思っていなくても
結果的に似てしまうのは仕方のないことだと思います。
でも、この2人に関しては
「わざとに似せたのかな?」という印象も受けます。
「善も悪も超えた戦闘好きキャラ」って
僕は個人的に大好きですから、
この2人にシンパシーを感じずにはいられません。
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