京太郎選手のボクシング転向後の戦績&K-1時代の3つの強さ

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元K-1ヘビー級のチャンピオン
京太郎選手のボクシングでの実績を簡単にまとめました。

さらに、K-1で活躍していた頃の
僕が思う彼の強さを3つ紹介します。

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ボクシング日本王者に!

2010年の大晦日、ゲガールムサシ戦を最後に
彼はK-1での試合は行っていません。


その後の彼は、一時プロレスに参戦したものの
すぐに、本名の「藤本京太郎」名義でボクシングに転向

そこからしばらく連勝を重ね、
6戦目の東洋太平洋ヘビー級王座決定戦では敗れはしたものの
8戦目には日本タイトルを獲得。

見事ボクシングの日本王者になりました。


その後、幾度も日本王者のベストをかけた戦いをし
防衛しています。


2015年までの戦績は、12勝1敗。


人それぞれ意見はあると思いますが
個人的な感想を言えば、
K-1ヘビー級のチャンピオンって
ボクシングでも相当通用するんだな、すごいな!って気持ちです。

まだ彼は世界タイトルマッチをしているわけではないので
世界のトップ戦線に食い込めるかどうかは分かりませんが、
日本でトップクラスにいることは間違いないですね。


よく、「K-1選手がボクシングに転向しても通用しないだろう」
という声も聞きますが、
そりゃ世界チャンピオンになるのはすごく難しいかもしれませんが
こんなにも通用するものなんだなー!と。



日本タイトルがかかった試合を拝見させてもらって
なかなか僅差で甲乙つけがたいのような試合もありましたし、
キック時代の戦い方とは当然距離感から何から違うのに

それでもあのカウンターパンチは健在で戦っていて
見ていて嬉しくなりました。


彼の以前のインタビューで
「蹴りなしというのは、
今まで『ナイフとフォーク』を使っていたのが
『ナイフだけ』で戦え
と言われているような感じ」

という旨のことを表現されていて、
やっぱり似て非なるものなんだなーと感じていましたが
その、ナイフだけを使う戦いが
今は完全に身についてる様子でしたね。


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京太郎選手の3つの強み

K-1時代も含めてですが
彼のファイトスタイルの強みを3点挙げてみます。


①カウンターパンチ

相手が攻撃しようとした瞬間に
小さく放つパンチがよく当たっているなーという印象です。


素人目に見ると
そんな小さいパンチで効くの?ってくらい小さいパンチだったりしますが、

パンチが強いことで知られるメルヴィンマヌーフ選手相手でも
(当時彼は前田慶次郎という名前でした。そっちの方が覚えてる人もいるかも)
相手がきた瞬間にポンっと右ストレートを当てただけで
KOすることができた訳です。


そのタイミングと的確に急所をとらえる正確性は大きな武器でしたね。

上記でも書きましたが、これはボクシングでも健在でした。



②ディフェンス力

当時世界最強と目されたセームシュルト選手との対戦時


正直僕は、どこかで倒されてしまうかと思っていましたし、
リングを足を使ってヒットアンドウェイをするやり方も
あれだけ大きな相手では通用しないと思っていました。

しかし、判定で敗れこそしたものの
ほとんど大きな攻撃を3ラウンドとももらうことはなく
あのシュルト氏相手にすごいディフェンス力だな!
と感心させられました。


試合後のインタビューでおっしゃっていたのですが
まともに効いたのは三日月蹴り一発くらいだったそう。


僕の印象ですが、
ボクシングはキックより間合いが近いので
あのリングを右に左に足を使う感じは
今は見られない
ですね。


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③タイミングを合わせたローキック

ダイナマイトでのゲガールムサシ戦。

パンチで勝負をしてきたムサシ選手相手に
そのパンチに合わせて左のインローを蹴っていく
そのタイミングの良さにビックリしたのを覚えています。


解説の魔裟斗さんも
1ラウンドの最初の30秒くらいで
「もう京太郎選手のインロー効いてますよ」
と言っていたのが印象的
でした。

その試合は2ラウンドの後半でダウンをとられ
惜しくも負けてしまいましたが、
「順当に行けば勝てた試合だったのにもったいない!」
と画面の向こうですごく悔しかったのを覚えています。


その他、マイティモー戦でもローを徹底的に効かせ
判定勝ちしていましたし。


当然ですが、
ボクシングで蹴りは無いので
きっともうこれは見られないのでしょうね(^_^;)




終わりに

ヘビー級ではないのですが、
日本のクルーザー級(約90キロくらい)の選手で
西島洋介さんというボクサーがいました。

彼もK-1などで活躍していたので
K-1好きの方ならご存知の方も多いと思います。


西島選手と京太郎選手、どっちの方が強いかという議論をネットで目にしました。


完全な素人意見ですが
階級は違えど、世界レベルで戦っていた西島選手の方が
ボクシングテクニックはあるのでしょう。


そしてK-1ルールなら京太郎選手の方が実績がある訳で、
日本人だとなかなか勝てないとされる重量級で
実績を上げることは本当にすごいこと
だと思います。


是非いつか、西島選手を超えるようなボクサーになってもらいたいものです。


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カテゴリ:格闘技  [コメント:0]

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