ボブサップ選手の現在の4つの活動やここ数年の戦績
また、彼の握力がどれくらい規格外なのか
まとめました。
キック&総合格闘技の戦績
K-1などの立ち技のリングで一躍脚光を浴びた彼ですが、通算戦績は10勝12敗。
総合は11勝18敗という結果。
2006年以降の戦績のみ言えば、
総合は19戦3勝16敗。
立ち技では0勝6敗。
かなり負け越している戦績と言えます。
ただ、僕の個人的感想を言わせてもらえば、
彼は、エンターテイナーとして我が道を進んでいるプロと言えると僕は思っています。
インタビューの中で彼はこう言っています。
「格闘技ビジネスにおける成功は収入が全てだと思ってる。
たとえたくさんノックアウトされても、
KO決着でエキサイティングできると思ったプロモーターは
試合を組もうとするものだ。」
引用:http://sadironman.seesaa.net/article/221358961.html
まさにその通りで、
彼は全盛期の2000代初頭の頃と同じくらい
試合数をこなしている時期もあったほど。
「1週間で3試合」という、
格闘技の常識からすると「マジ?」という強行スケジュールで
試合をしていた時もあるのです。
それでも、地方の小さなイベントで
サップ選手が登場してくれるとなればチケットも売れますし、
彼に勝ったとなれば、勝利した相手選手の知名度もアップする訳ですから
彼は彼の役割を果たしていると言えます。
日本の試合でいえば
元ボクシングのチャンピオンの西島洋介さんという方の
引退試合も相手を勤めていましたし、
プロレスでは、K-1MAXの日本王者の
長島☆自演乙☆雄一郎選手とも対戦。
どちらも相手選手が勝利していますが
「サップがやる」となると、どんな決着を見せてくれるのか楽しみで
思わず見てしまいます。
一番最近試合をしたのは2014年12月31日。
アントニオ猪木さん主宰のIGFというイベントで
アステカイザーという選手と対戦しました。
現在の4つの活動
一般的には「ザ・ビースト」という言葉の通りリングで派手に試合をしているイメージが強いと思いますが
それ以外にも彼は色々活動をしています。
①引退した選手の支援活動
格闘技というスポーツの都合上、どうしても試合の後にダメージが残る場合があります。
そういった選手の支援を積極的に行う姿勢を彼は見せているのです。
ともに同じ時代を戦った
ゲーリー・グッドリッジ選手やアレクセイ・イグナチョフ選手などの
サポートを主に行っています。
②催眠術
今は日本だけでなく、韓国のメディアに出演する機会が多く、そこで催眠術を披露する事がたびたびあります。
催眠術って、メンタリストのDAIGOさんのような
シュッとした感じの人がやるイメージなのですが、
(あくまでも僕のイメージです)
彼ほど体の大きな人がそれをやると
ギャップがあって面白いですね。
③動物行動学を学ぶ
自宅でも猫や大きな犬を飼っていますし、動物は大好きなんだそう。
小型の動物だけじゃなく大型の動物のお世話も
あれだけ大きな恵まれた体を持っていれば
有利に働くでしょうね。
④格闘技団体の広報部長
2015年5月より「ROAD FC」という韓国の総合格闘技の団体で国際広報部長に就任。
前述でも書きましたが
韓国でもタレントとして知名度がありますし
日本でもアメリカでも知られている存在なわけですから
自分自身の知名度も使った広報というのは
まさに適任だと思います。
握力がすごい?
インタビューによると彼の握力は「調子がいいと右は90kg。普段は大体85〜88kgくらい」
とのこと。
20代の成人男性の握力の平均が48くらい。
女性だと28程度が平均です。
そう考えると、
90って相当すごいですよね。
なお全盛期は98kgまであったそうです。
さすがはビースト。
もうすぐ100に届きそうってケタが違いますね。
終わりに
2000年代前半、アーネストホースト選手に2度も勝利したり
総合ルールでノゲイラ選手をあと一歩のところまで追い込んだり
規格外のパワーを見せてくれてました。
アンディフグさんがいなくなってから
なかなかK-1の顔と呼べる外国人が少なかったのですが
彼の登場で一躍格闘技人気が再浮上しました。
曙選手との大晦日の試合は
紅白の視聴率を超えるという快挙も成し遂げましたし
日本格闘技界を盛り上げてくれてありがとうという気持ちです。
これからも格闘技に深く関わっていってもらえてら嬉しい限りです。
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