こんにちは。
ここでは、「魔動天使うんポコ」の最終回のあらすじについてまとめています。
僕はこれを読むことで、子供向け作品の王道を感じられました。
なぜなら、内容が、
帰ってきたドラえもんの方向性に近いものだったから。
ドラえもんが帰ることになり、のび太が最後に成長する物語。
あれがフラッシュバックしたのです。
うんポコって、ヒロインであるななこの色っぽいシーンが印象深いですが、最後はそういう感じじゃなく、いたって真面目な感じになってます。
これを読んで、コロコロコミック作品の良さを知ってもらえれば幸いです。
Contents
あらすじ
登場人物…
うんポコ:異世界から来た天使。人間の願いをかなえてくれる
ススム:人間の主人公。弱虫だけどまっすぐな良い奴
恐怖の大魔王:人間に悪霊を憑りつかせる悪い奴
(著作権のため、セリフ回しは改編しています)
みんなのワガママを叶えるうんポコ
時は、1999年7の月。
ノストラダムスの大予言が流行っていたころ。
(このマンガが最終回の時、ちょうど1999年の夏だった)
その時うんポコは、みんなを幸せにしようと頑張っている様子。
うんポコは言う、
「みんなを幸せにするために、オレはこの世界に降りてきた!
みんなが幸せになってくれるのがうれしい!」
それを聞いた一同は、幸せになる為に、うんポコにワガママを言い出す。
マズい食べ物を美味しく変えてほしい。
労せずお金が欲しい。
ケガを速攻で治したい。
次々に願いを叶えてゆく。
そして、手に負えないほどワガママになる一同。
ついにうんポコは、疲れて倒れてしまう。
恐怖の大魔王が出現
そんな時、急に恐怖の大魔王が現れる。
全長100メートルくらいありそうな悪魔である。
大魔王のせいで人間たちは、病魔や貧乏神など、不幸になる悪霊にどんどん憑りつかれていく。
人間たちがボロボロになった世界。
そして一同は叫ぶ。
「頼むうんポコ!助けて!」
気絶していたうんポコが目を覚ます。
た、たすかった。。
動けないうんポコが責められる
しかし、うんポコはエネルギーが足りず、彼らを助けることができない。
「おいふざけるなよ、俺たちを幸せにするためにやってきたんだろ。
ひどい奴め!」
みんながうんポコをボコボコに殴る。
慌ててススムが止めに入る。
「やめてよ、なんでうんポコを責めるんだよ」
止めた甲斐むなしく、ススムは縛られてしまう。
「ごめんねうんポコ、何もしてあげれなくて」
かつて、うんポコに言われた言葉
その時ススムは、うんポコに言われた言葉を思い出す。
「ススムが幸せなら、オレも幸せ」
っていうことは、今僕が幸せになれば、うんポコも幸せになる??
そう思ったススムは叫ぶ。
「幸せだ―!」
周りは動揺する。
「この状況で幸せなわけないだろ」
嫌がらせをされても、こかされても、車にはねられても、ススムは幸せな顔をし続ける。
すると、悪霊が叫ぶ。
「ダメだ、もうこいつには憑りつけないかも」
それを見たうんポコは涙を流す。
「ススム、オレこんなに幸せなことないぞ!」
他の人間たちも、次々に些細な幸せを見つけ、口にしていく。
その勢いに押され、100メートルくらいある恐怖の大魔王も苦しそう。
これなら、あいつも倒せる。
すると恐怖の大魔王が、黒装束みたいなものを取り払い、本当の姿を見せた。
それは、うんポコの父親だった。
「父ちゃん!」
父とともに旅立つうんポコ
父が話しかける。
「うんポコよ、お前が色々してやると、人間はワガママになって幸せから遠ざかるのじゃ。」
「わかった!みんなが自分で自分を幸せにするってことポコ!」
つまり、人間を幸せにするためには、うんポコは人間たちから離れた方が良い。
「うちに帰ろう」
そう言われ、帰ることに決めたうんポコ。
飛びたつうんポコを見守るススム。
ススムが心の中で感謝を告げる。
「ありがとううんポコ。
もう君を頼ったりしないよ。
これからは、自分で自分を幸せにするから。
その幸せを、うんポコにもあげるから。
また遊びに来てね、うんポコ。」
そして次の日。
「遊びに来たポコ!」
「やったー!」
終わりに
以上が「魔動天使うんポコ」のラストでした。
「帰ってきたドラえもん」は、のび太が自分一人でも強く生きていくために成長した物語ですが、
それを彷彿とさせるような、ススム達の成長が感じられる作品でした。
最後にうんポコが帰って来ちゃうあたりも、ドラえもんっぽいw
ご興味のある方は、一読されてみてください。
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