20個の質問からチェックしてみましょう。
初期に現れる症状と
慢性的ストレスの症状も4つずつ紹介します。
20の質問
下記の20の質問の中で何個自分に当てはまるか数えてみて下さい。
①約束の時間に遅れることが多い
②つい食べ過ぎる傾向がある
③最近、くつろいでいる余裕がない
④ご飯の時間が短い
⑤胃が痛む
⑥頭が重くなる時がある
⑦温度の変化に敏感だ
⑧動悸がする
⑨以前より疲れやすくなっている
⑩寝つきが悪い
⑪ちょっとしたことが気になる
⑫緊張する場面が多い
⑬憂鬱になることがよくある
⑭夜中に目が覚めることが多い
⑮起きると気分が良くない
⑯何もかもおっくうな時がよくある
⑰今ある環境が好きではない
⑱自分の能力以上のことをしていると思う
⑲仕事や勉強の量が多い
⑳人間関係が上手くいかない
当てはまる数が
0~2個:問題なし
今の状態を続けていれば全く問題ありません。
3~6個:平均的
普通に社会を生きている人なら多少のストレスは抱えるもの。
今後気を付ける必要はありますが、今すぐに問題になる可能性は低いです。
7~12個:注意
黄色信号です。
休んだり、環境を変えたり出来るのがあれば
そういったことも視野に入れてみましょう
13個以上:生活を見直そう
もし心や体が優れていない状態なのでしたら
きちんと病院などに行き診察をしてもらって欲しいところ。
これで数が多かったからと言って
100%危ない状態なわけではないですが、
やはり危険な状態な可能性が高いと言えます。
僕の知り合いでも
ストレスが原因で、倒れて入院することになった人もいました。
そうなる前に、
早めの対策をとって頂きたいと思っています。
また、数が少なかった人であっても
絶対大丈夫という訳ではないので、
ストレスが大きくかかる状態を日常で長く続けていないか
あらためてチェックしてみて下さい。
早い段階でストレスに気付こう
ストレスには初期症状と慢性症状に状態を分けることができます。それらの主な症状を4つずつ紹介させて頂きます。
初期症状の状態4つ
①目・肩・背中・腰が疲れやすい
体はまず、あまり強くない部分や負担がかかりやすい部分に異変を感じます。「目が疲れてる」「肩が凝ってる」みたいなことは
ほとんどの人が経験していることですが、
それの大きな原因の1つがストレスであるということは
それほど知られていないように思います。
②起きるのが辛い
あなたが全く疲れていない状態だとしても「明日楽しいことがある!」って時と
「明日辛いことがある…」って時なら
前者の方がすっきり起きられるはずです。
つまり「起きれない」ってことは
未来にストレスを感じていることが理由でもあります。
また、「夢をよく見る」のも
睡眠が浅くなっているからです。
気を付けてみて下さい。
③頭が重くなる
ストレスは脳の神経とも繋がりがあるので頭にも症状が出やすいのです。
なんだか重たい、気分がすっきりしないって時には
リフレッシュの時間を設けることも大切。
④手足が冷たくなる
血行が悪くなりやすいため末端の手足の血液循環に影響が出る事も。
もう少しそれが続くと
立ちくらみなんてする場合もあるのでご注意を。
慢性症状4つ
①疲れがとれない
「疲れる」だけじゃなく「その疲れがとれない」となってくると、
初期症状ではなくなってきた1つの目安です。
すぐに疲れる状態が続く場合もそれに当たります。
②何もする気が起こらない
一定の負荷がかかり続けると脳は「もうストップして」と合図を出してきます。
やる気が大幅にダウンしてきた時は
ちゃんと休むことも大事ですよ。
③風邪が治らない
免疫力が高い時には数日で完治できるのが低くなってしまうとなかなかそうはいきません。
風邪とは違いますが
口の中が荒れたりしている時も
免疫力の低下が原因と言えます。
④食欲がない
たとえ好きな食べ物であっても「食べたい!」「美味しい!」と思えなくなってくることも。
ただ栄養補給のために口に運ぶという状態は
疲れて体が感動しにくくなっていると言えます。
ストレス解消の8の方法
ここからは、たまったストレスを解消するための方法を紹介します。①泣く
一番ポピュラーなストレス解消法かもしれません。しっかり泣いて悲しい気持ちを感じ切ることによって
少しずつ気持ちが上向きに上昇してきます。
ただ何もせずに泣くというのは難しいので
泣ける映画やドキュメントなどを見つけて
「ストレスが溜まってるときにはこれを見る!」と決めておくのも良いでしょう。
②笑う
泣くことも大切ですが、楽しい気持ちになることも大切になってきます。
好きなバラエティ番組を見ていっぱい笑うというのも良いですし、
笑うことに関しては作り笑いをするだけでも効果があります。
1日に1回口角を上げてニコッとするだけでも
体はストレスを軽減してくれます。
③ストレスに効く食べ物をとる
体は食べ物によってつくられるので何を摂取するかもポイントです。
代表的なものとしては
ビタミンB1とビタミンC、カルシウム、たんぱく質です。
ビタミンはサプリメントで摂取できますし、
カルシウムは牛乳などの乳製品、
タンパク質はお肉やお魚に多く含まれていますよ。
④質の良い睡眠をする
「しっかりと良い睡眠をとれているかどうか」でもストレスの感じ方が大きく変わってきます。
普段はイラっと来ないことでも
寝不足の付かれている時にされるとイラっときた経験なんて
ほとんどの人があるでしょう。
寝具を自分に合うものに変えたり
早寝早起きのくせを付けてみるなど
基本的なことでできることは実践してみましょう。
⑤気分転換の時間をとる
ストレスの原因の多くは「ストレスのかかる出来事があるため」に起きます。
それを止めることができるのであればベストですが
すぐにそうなれないのであれば
それとは別に「気分転換する」という時間をしっかり設けてみると良いです。
「これが終わったらもう楽しいことに頭を切り替える!」
という癖を付けておくと、ストレスを感じる時間が短くて済みますから。
⑥気の合う人と話す
「話を聞いてもらっただけですっきりした」という経験も、多くの人がしているはずです。
自分の意見をむやみに否定せずに
共感したり良いアドバイスをくれたりする人がいる人は
そうでない人よりストレスが溜まりにくいのです。
良き相手がいる場合は話をしてみましょう。
⑦瞑想する
別に悟りを開かなくて良いのですが(笑)、ゆっくり深呼吸をしながら頭の中にある考えになるべく執着しないで
ボーっとする感覚で目をつむって呼吸しているだけでも
頭の整理ができてストレス軽減につながります。
理想は1日15分くらい時間を取ってやれればベストなんですが
そこまでちゃんとした方法はいきなりは無理!という人は
気付いた時に深呼吸を3回だけしてみて下さい。
それだけでも
血液の循環が良くなって効果がありますので。
⑧カウンセリングを受ける
きちんと専門家の意見を聞くというのもとても大切なことです。日本ではアメリカなどよりは
そういった機関に抵抗がある人も多いかもしれませんが
歯が痛いなら歯科に行くような感覚で
手軽に行ってみるのも全然良いと思いますよ。
早期の対処が一番大切
現代人として生きていく中でストレスを全く感じずにいられる人なんてほとんどいません。
大事なのは自分の心や体と対話しながら
「今自分に負荷がかかっている」と認識し
それを軽減することです。
止められることは止め、
減らせるものは減らし、
ストレス解消をする時間を設けるようにして下さい。
近年ではストレス診断をシートテストで行う会社も増えていますから
重症になる前に気付ける人が増える事を願っています。
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